自律神経失調症とは?
- 疲れが取れない
- 体の調子が良くない
- ストレスが溜まっていると感じる
- 唇が乾燥する
- めまいや耳鳴りが多い
- 日常的に肩こり、頭痛がある
- 怒りっぽくすぐにイライラしてしまう
- 口内炎が頻繁にできてしまう
- つらい生理痛がある
- 睡眠薬の服用しないと夜眠れない
自律神経は、24時間休まずに呼吸器、消化器、循環器などを調整するために働き続けています。
また、意識して働かせる神経ではなく無意識に反応する神経であり、生命維持活動に欠かせないものです。
「自律神経失調症」とは、体が活動している時に活発になる交感神経と、安静時に活発になる副交感神経のバランスが崩れてしまった状態をいい、体に様々な症状が現れます。
身体的な症状としては、体がだるい、疲れが取れない、頭痛、動悸、息切れ、夜眠れない、お腹の調子が悪くなる、耳鳴り、めまい、しびれ、のどの不快感などがあります。
精神的な症状としては、イライラしてしまう、不安な気持ちが続く、疎外感、元気が出ない、やる気が出ない、憂鬱、感情の浮き沈みが激しい、あせりがちになるなどがあります。
自律神経失調症の原因は人によって様々です
■ストレス
人間関係での悩みなどからくる「対人関係のストレス」、仕事や社会生活からくる「社会的ストレス」、自分自身を取り巻く状況や環境などからくる「個人的ストレス」など多くのストレス要因があり、ストレスが大きかったり、重なったりすることで自律神経失調症になってしまうと考えられています。
■生活習慣など
「体に良くない生活習慣」や「生活リズムの乱れ」も自律神経失調症の原因と考えらていれます。夜遅くまで起きている、夜勤などの理由で夜型の生活を送っている、不規則な食事、バランスの悪い食事、運動不足などです。
■環境の変化など
環境の変化が体に与える影響も大きく、転職などによる「社会環境の変化」、引っ越しや結婚・出産などによる「家庭環境の変化」、また季節の変わり目などの「自然環境の変化」も自律神経に影響をあたえるといわれています。