からだ整骨院三木院です(*^^*)
今回は『GI値』についてお話します。
GI値とは、グリセミック・インデックスの略で、食後血糖値の上昇度を示す指数のことです。
つまりこのGI値が高い食材を食べると血糖値が急上昇し、反対に、GI値が低い食材を食べると血糖値は緩やかに上昇します。
血糖値が上がると、インスリンという血糖を下げるホルモンが分泌されます。
このインスリンの分泌が追い付かなくなると、食後しばらく経っても血糖値が下がらず高血糖が続きます。
このような血液中の糖濃度が慢性的に高い状態を「糖尿病」と言います。
このインスリンは”血糖値を下げる“という働きの他に“脂肪を作る・脂肪の分解を抑制する“という働きがあります。
つまり、高GI食品を摂取し、インスリンが多く分泌されると、糖尿病だけでなく、肥満の原因にもなります。
血糖値を上げにくい食品(低GI食)には、「肉・魚などのタンパク質」「乳製品」「デンプン質以外の野菜」などが挙げられます。
逆に高GIな食品の代表はというと「炭水化物」。
ご飯やパン、麺類などの主食と呼ばれる食べ物です。
そこで、炭水化物を抜けばいいのでは? と思われるかもしれませんが、炭水化物は体を動かすためのエネルギー源として重要な栄養素です。
また、炭水化物を抜くことで、満腹感が得られず、肉や魚などのおかずを過剰摂取し、タンパク質や脂質を摂りすぎてしまうこともあります。
そのため、低GI食を試みる時は、食品を「抜く」よりも「選ぶ」ことをおすすめします。